そうだ、粗朶を沈めよう!
今日は富戸の漁師さんと一緒にアオリイカの産卵床・そだ(粗朶)を沈めてきました!
そうなんです、もうすぐアオリイカの産卵のシーズンです。もう夏の風物詩とも言えるこのアオリカの産卵。
産卵の時期のアオリイカは大きさがなんと80cmほどにもなるんです!
しかもそんなアオリイカが20パイも30パイも目の前で産卵のために集まって、僕らダイバーの目の前でオスがメスの奪い合いを繰り広げるんです!楽しみですねー!
例年だと漁師さんがいつの間にやら沈めてくれた産卵床を見に行くだけですが、今年は実際にそだの元になる木の枝を切るところから始めました!
富戸での「そだ」は椎の木を使っています。近くの山から切ってけっこうな量を頂きました!
(地域によっては松の木や竹を使っています)
この葉っぱが落ちにくい種類の木がやはり良いそうです。卵を隠すのに絶好なんでしょうね。
海の中でも魚が隠れやすいような陰があるといいそうですよ。富戸の海に魚が多いのは岸壁近くまで林があって陰ができるからなんですねー!凄い!
そだは今回ボートポイントの「ボラ前」の潜降ロープの近くに浅場と深場の2ヶ所に、しっかり土嚢にくくりつけて動かないように設置してきました。
あとはアオリイカがたくさん産卵に来てくれる事を楽しみに待ちましょう!
水深も深場のそだでも-15mなのでゆっくり見に行けますよ。
明日からの週末も「海フェス!」
また漁師さんと富戸の海を盛り上げていきますので、皆さんも初夏の海を楽しみに遊びに来てくださいね!
お待ちしています!
石橋
| 固定リンク